2010年9月05日、中国保険監督管理委員会（保監会）は、保険会社によるプライベートエクイティ（PE）と不動産への投資規制を緩和する政策を発表した。複数の中国のメディアが伝えた。

前四半期末時点での資産の最大5％をPE、同10％を不動産に投資することを認める。国内保険会社の2010年第2四半期末・資産総額は4兆5235億元。計算上、第3四半期にPEへ2200億元、不動産へ4500億元の投資が可能となる。

保険各社はこれまでにも規制をう回する形でPEへの投資を模索しており、中国人寿、中国平安の2大保険会社がそれぞれ専門会社を設立した。うち平安保険は先ごろ平安信託を通じてPE投資のため平安創新資本を設立した。（翻訳・編集/東亜通信）