Record China 2010年9月7日(火) 17時37分
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6日、中国の北極科学調査隊が実施した第4回調査について、日本メディアが「目的は資源開発」と報じたことに対し、中国国家海洋局の王勇・極地弁公室処長が「事実無根」と反論した。写真は2月、ドイツから江蘇省南通市に到着した6歳のホッキョクグマ。
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2010年9月6日、中国の北極科学調査隊が先月31日まで40日にわたり実施した第4回調査について、日本メディアが「目的は資源開発」と報じたことに対し、中国国家海洋局の王勇(ワン・ヨン)極地弁公室処長が「事実無根」と反論した。新華網が伝えた。
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記事によると、日本メディアは「中国が北極の開発に向け、積極的に準備を進めている」「今回の調査では並行して資源探査も行った模様」と報じたが、王処長はこれに対し、「いずれも主観的な憶測。全くの事実無根」と否定。その上で「日本の一部の人間が中国の北極における正常な科学調査を歪曲し、経済目的ひいては政治目的に仕立て上げた」と反論した。
王処長によると、今回の調査は1999年、2003年、2008年に続く4回目で、毎回10人ほどの外国人専門家が同行しており、第1回と第3回には日本人科学者も含まれていた。調査目的は「中国の気候に与える影響を調べるため。最近頻発する自然災害も北極の気候変動と関係している」とし、任務にあたった南極探査船「雪龍号」は技術的に資源探査を行う能力はないと話している。(翻訳・編集/NN)
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