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9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「敏感な領土問題=日中が主権問題で対峙」を掲載した。中国の強硬な態度の背景には領土政策の転換があったと分析している。尖閣諸島沖で海上保安庁の巡視船に中国の漁船が衝突した事件の資料図。
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2010年9月9日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語サイトは記事「敏感な領土問題=日中が主権問題で対峙」を掲載した。
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尖閣諸島付近で日本が中国の漁船を拿捕(だほ)した問題について、中国政府は9日、処理を誤れば、日中関係に大きな傷を与えると警告した。ロイター通信は今回の事件が日中韓の領土問題を加速させ、アジアの二大巨頭の溝を深める可能性が高いと指摘している。
日本在住の楊中美(ヤン・ジョンメイ)氏は、領土・主権問題については日中両国ともに譲歩しがたいのだと指摘する。「もし今、妥協し譲歩すれば、中国では『売国奴』と批判されるようになるだろう。国家の力と軍事力の増強にともない、中国の対南シナ海、東シナ海政策には大きな変更があった」とする。つまり「問題を棚上げにする」というかつての方針は過去のものとなり、「『主権は我にあり』という方針が全面に出たということ。共同開発するとしても、『中心となる』のが前提だ」と分析した。(翻訳・編集/KT)
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