2010年9月9日、BBC放送中国語サイトは尖閣諸島漁船衝突事件について、日中両国は強硬姿勢を強めていると伝えた。

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10日、中国外交部は丹羽宇一郎駐中国日本大使を同部に呼んで強く抗議した。3度目の呼び出しとなったが、今回は楊潔●（ヤン・ジエチー、●は竹かんむりに褫のつくり）部長本人が抗議した。日本でも前原誠司国交相が東シナ海に領土問題は存在しないと主張、今後同様の事件があればより厳正に対処するべきと発言するなど、日中両国はさらに強硬姿勢を強めている。

また、尖閣諸島の領土防衛を訴える中国本土、香港、台湾の民間団体は連絡を取り合い、抗議活動の計画を進めているという。香港の民間団体・香港保釣行動委員会の陳妙徳（チェン・ミャオダー）主席は10日、活動家を率いて台北市を訪問。その際、中台は共同でこの「人々を怒らせた事件」に対応するべきと発言した。（翻訳・編集/KT）