愛よりお金!中国人女性は高望みしすぎじゃないか?―米紙

Record China    2010年9月12日(日) 3時53分

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8日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは記事「中国人女性は高望みしすぎではないか」を掲載した。家とマイカー、中国の男性が結婚するにはこの2つをそろえる必要があるという。写真は北京市で開催されたお見合いパーティー。

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2010年9月8日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは「中国人女性は高望みしすぎではないか」と題した記事を掲載した。

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先日、中国の人気恋愛テレビ番組「非誠勿擾」(誠実でない人はお断り)と「我們約会[口巴]」(デートしよう)が、当局から批判された。「拝金主義を煽り、結婚と愛情について不健康かつ不正確な視点を植え付ける」というのがその理由だ。中国の性について研究している上智大学のジェームズ・ファーラー教授は、「あまりにも率直に現実を反映しすぎた」ことが問題になったと指摘する。現在、中国の男女にとって結婚にまつわる最大の問題は経済能力だという。

中国各地の公園では毎週末、各種のお見合いイベントが開催される。集まった親たちは子どもの写真と資料を交換する。年齢、身長、職業、収入に加えて、問題となるのが男性が不動産を所有しているかどうか。「家を持っていない」ことは女性にふられる最大の理由になるという。

「高望みから独身のままでいる人の80〜90%が女性。そのうち80〜90%は相手が不動産を持っている、または購入する能力を条件としている」とある上海企業に勤める李冷(リー・レン、音訳)さんは言う。ただしお見合い番組に代表されるような「拝金主義」の女性は農村出身者が多いという。都会の裕福な生活を見た後、結婚を通じてそうした生活を手に入れたいと切望するようになるためだ。「お金に厳しい」と評判の上海女性は逆に自分自身に経済力があるため、パートナーの経済条件にはそれほどこだわらないと分析した。

一方、上海人民公園のお見合いイベントに通う男性、葉さんは都会の女性はもっと「お高い」と感じている。男性のほうが女性よりもはるかに人口が多いという中国特有の事情がこうした状況に拍車をかけていると感じている。「都会の女性と結婚しようとすれば、200万元(約2500万円)は必要。たとえ結婚適齢期を過ぎた26〜40歳の女性でも。単に家と車が欲しいだけで、夫を必要としている訳じゃない」と嘆いた。やはり農村の女性のほうがお金が安いと話した葉さん、「それでも家は必要ですけどね」とこぼしている。(翻訳・編集/KT)

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