サソリ1000ビキ　大富豪の養殖女王―四川省

2006年12月19日、沖縄県名護市の衣料品店で、サソリが混入していたデニムパンツを試着した女性が手足を刺され負傷し、5日間入院したというニュースが報道された。話によると、このサソリは中国産で体長5センチ、毒を持つ種だったという。

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見るからに殺傷能力の高そうなサソリ、レコードチャイナは今回、中国で「サソリの女王」と呼ばれている人物を紹介する。今年60歳になる林潔（リンジェ）さんは安徽省（あんき）出身、現在はマカオに定住している。

中国国内において、食用と薬用の両方面で需要があるサソリを商売にしようと、彼女は1990年からサソリの養殖を始めた。安徽省、広東（かんとん）省から広まり、軌道に乗ってこれまでに30か所以上のサソリ養殖場を経営。2001年には、サソリと共に生き、サソリを知り尽くした億万長者として話題となった。得意技は、愛しいサソリを体中にまとわりつかせる「サソリ千匹」。彼女の髪がいつも短いのは、この技の最中に髪が邪魔にならないようにするためだろうか。危険なので一般の人は、くれぐれも「サソリの女王」のマネはしないでいただきたい。