国籍捨てシンガポールなどへ移民した中国系住民、5年間で1万人以上も―マレーシア

Record China    2010年9月14日(火) 16時6分

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12日、05年〜09年にマレーシア国籍を放棄したマレーシア人が1万5458人いたことがわかった。うち中国系が1万2410人を占めた。写真はマレーシアの首都クアラルンプール。

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2010年9月12日、マレーシア華字紙・東方日報によると、05年〜09年にマレーシア国籍を放棄したマレーシア人が1万5458人いたことがわかった。うち中国系が1万2410人を占めた。中国新聞社が伝えた。

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記事によると、マレーシア国籍を放棄した人々の大部分はシンガポールへ移民、その他ブルネイ、英国、ドイツ、ニュージーランド、カナダ、インド、豪州、インドネシア、日本や米国への移民もあった。中国系以外には、マレー系が984人、インド系が984人、その他1302人となっている。

マレーシアのナジブ・ラザク首相は、各分野のエキスパートなど優秀な人材を引き戻すための政策を発表している。マレーシア当局によると、海外移住者は07年の1年間で13万9696人、08年3月〜09年8月では30万4358人で、そのうち約50%がエキスパートだという。政情不安定も影響しているとみられる。

逆に、06年から今年までにマレーシア永住権を取得した外国人は2万5996人で、フィリピン人が最多の7216人を占めている。(翻訳・編集/津野尾)

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