標準語「普通話」の普及率が54%超に=農村部や少数民族地域への浸透は不十分―中国

Record China    2010年9月13日(月) 15時56分

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12日、中国で毎年開催される「全国普通語普及宣伝ウィーク」が開幕した。中国で標準語として採用された「普通話」の普及を推し進めるための各種活動が全国14の省・直轄市で1週間に渡って展開される。写真は08年9月、河南省の中学校で行われた普通話普及活動。

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2010年9月12日、中国で毎年9月に開催される「全国普通語普及宣伝ウィーク」が開幕した。国土の広大な中国には各地方の方言が無数に存在しているため、標準語として採用された「普通話」があり、教育の現場や放送など公的な場で使われているが、この普及を推し進めるための各種活動が全国14の省・直轄市で1週間に渡って展開される。中国新聞社の報道。

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各地方にあるそれぞれの方言は、北京で話されている中国語を基とする標準語「普通語」と大きく異なる。それは日本人の感覚で想像する“方言”の域を大きく超え、もはや異なる言語と言ってもよいほど地域間での差異は大きい。そのため、01年より「国家通用語言文字法」が制定され、普通話のさらなる普及へ向け、国家は力を注いでいる。

中国国家語言文字工作委員会副主任で中国教育部語言応用管理局局長の王登峰(ワン・デンフォン)氏によると、現在、普通話の全国での普及率は54%超。今後は農村部や少数民族の居住地域でさらなる普及に努める。

普及宣伝ウィークは98年より毎年9月に開催され、今回が13回目となる。(翻訳・編集/愛玉)

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