軍事政権下のフィジー、欧米や周辺国に忌避され、中国との関係強化へ―米メディア

Record China    2010年9月14日(火) 10時20分

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11日、米誌はこのほど「中国が南太平洋における戦略を拡大している」と題した記事を掲載した。軍事政権下のフィジーが中国との関係を強化しているという。写真は上海万博のフィジー館。

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2010年9月11日、環球時報によると、7日付の米タイム誌(電子版)は「中国が南太平洋における戦略を拡大している」と題した記事を掲載した。軍事政権下のフィジーが中国との関係を強化しているという。

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2006年12月、フィジーではバイニマラマ軍司令官がクーデターを起こし、軍事政権による統治が続いている。現地ではメディアへの検閲が行われているなど民主的政治が行われていないことから、オーストラリアやニュージーランドといった周辺国がフィジーに対して制裁を行っている。

欧米諸国から突き放されたことで、暫定首相でもあるバイニマラマ司令官はアジア北部、特に中国との関係を重視する姿勢を示し、今年8月中旬には北京と上海を訪問。アナリストは中国の南太平洋地域における影響力は絶えず徐々に増していると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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