天津-北京間をわずか30分で結ぶ鉄道、五輪開催前に開通予定

2006年12月21日、ある情報によると、天津（てんしん）駅で行われている工事は、進展が非常に速いそうだ。未来の天津駅は、市の対外交通と都市内交通の中枢となる予定で、さまざまな交通機関で乗り入れが可能になるという。現在工事が行われているのは一般鉄道、天津-北京の都市間鉄道、京秦旅客運送専用線路、京フー（北京と上海の間）高速道路、公共交通センターなどで、旅客輸送の集散地としての働きを集中させた巨大プロジェクトだ。建設面積は全体で45万平方メートルで、現在中国で建設中の同種の工事の中で、規模が最も大きい総合交通工事だという。天津駅の工事は2010年6月に竣工する見込みだ。

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調べによると、中国の新しい5か年計画である「十一・五」計画と中長期鉄路網の計画に従い、国務院は天津と北京の都市間の鉄道旅客運送専用線路を認可したという。この鉄道が開通すると運行速度は時速350kmに達し、天津-北京間の移動に要する時間を、30分にまで短縮できるという。北京市と天津市という2大直轄市の連絡は、これまでよりさらに便利に迅速になる見込みだ。この区間の鉄道は、2008年北京オリンピックの開催前に開通が可能だと予測されている。