Record China 2010年9月14日(火) 12時22分
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ブログ「Kinbricks Now」は、海上保安庁巡視船と衝突した中国漁船の船員解放を取り上げた。中国メディアは、中国政府と国民が一体になっての抗議が功を奏したと報じているという。写真は中国の漁民。
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2010年9月、レコードチャイナのライターによるブログ「Kinbricks Now」は、海上保安庁巡視船と衝突した中国漁船の船員開放を取り上げた。中国メディアは、中国政府と国民が一体になっての抗議が功を奏したと報じているという。
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2010年9月13日、尖閣諸島付近で海上保安庁の巡視船と衝突、拿捕された中国漁船の乗組員14人が解放され、中国政府のチャーター機で福建省福州市に到着した。
14日半島網によると、6日ぶりに開放された船員たちは空港で出迎えた家族と抱き合い、再会を喜んだ。船員の一人、王国華(ワン・グゥオホア)さんは「日本側が私たちと漁船を拘束したのは完全に違法だ。釣魚島(尖閣諸島)は元々我々のもの。漁民は先祖代々あの海域で漁を続けてきたんだ。日本は何を理由に私たちを拘束したのか。我々は祖国政府の立場を強く支持する」と話した。船長の勾留は続いているが、船員たちは「一刻も早い解放を強く要求する」と声をそろえた。
中国外交部の姜瑜(ジアン・ユー)報道官は、船員解放について談話を発表した。「日本側による違法な中国漁民及び漁船の勾留事件が発生して以来、中国側は何度も日本側に厳正な交渉を行ってきた。全中国人民及び海外同胞の声を一つにした日本の違法行為に対する譴責が、中国政府と人民の領土主権を守る強い意志と決意を表現するものとなった。現在、日本側はなお違法に中国漁船の船長を拘束している。中国側は再度、日本にただちに解放するよう強く要求する。」
中国メディアも船員解放を大々的に報道。中国政府と国民が一体になった抗議が功を奏したとの見方も多い。また船長の拘束が続いていることについて、さらに抗議を強めるべきだとの論調も目立つ。(筆者:chinanews)
■中国在住経験を持つ翻訳者Chinanews氏は、ニュースサイト「Kinbricks Now」「21世紀中国ニュース」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。
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