中国の広告市場、10年は16%成長で4兆円に迫ると予測―メディア投資会社

Record China    2010年9月19日(日) 11時31分

拡大

16日、2010年に中国における広告支出額が3060億元に達し、前年と比べて16%もの成長を記録する可能性が高いと、メディア投資会社・GroupM(中国)が予測している。写真は中国各地で至るところに見られる違法な壁面広告。

(1 / 4 枚)

2010年9月16日、梅花網によると、2010年に中国における広告支出額が3060億元(約3兆9010億円)に達し、前年と比べて16%もの成長を記録する可能性が高いと、世界最大手のメディア投資会社・Group M(中国)が予測している。

その他の写真

テレビ広告収入は09年の1650億元(約2兆1035億円)から16%増の1920億元(約2兆4477億円)と成長を維持し、引き続き中国における広告支出の主要な存在となると予測されている。インターネット広告は09年の210億元(約2677億円)から270億元(約3442億円)に増え、30%という高い成長が見込まれている。さらに、2011年には中国における広告支出は3390億元(約4兆3217億円)、2010年と比べ11%の成長になると予測されている。

メディア市場を後押ししている要因として、消費者支出の増加・販路の多様化、メディアリソースの価格上昇などが挙げられ、Group M(中国)の市場予測ディレクター・張継紅(ジャン・ジーホン)氏は「中国の広告市場は進化を続けており、複雑化、細分化しつつある」として、特にデジタル分野を中心に広告クライアントの選択幅が増加していると話し、中国のメディア市場には大きな可能性があると指摘している。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携