Record China 2006年12月21日(木) 18時11分
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中国外交部の李肇星部長は6カ国の代表と会見を行い、「多くの新合意を得ることができた」と発表した。しかし、核をめぐる問題での具体的な進展は見られず、21日も協議が行われる予定だ。写真は李肇星部長。
2006年12月20日、北京の釣魚台(ちょうぎょたい)迎賓館で続いている6カ国協議。中国外交部の李肇星(リーチャオシン)部長が、北朝鮮核問題をめぐり6カ国の代表と会見を行い、「各国代表団の苦しい努力を経て、多くの新しい合意を得ることができた」と発表。その上で、関係国は2005年9月19日に合意した「共同声明」を履行すること、対話や会談を通じて朝鮮半島の核問題を平和的に解決すること、そして半島非核化の共通意見が統一されたことを再確認したとの評価をした。
しかし、今のところ具体的な進展はなく、協議は継続される見込みだ。19日には中国外交部の秦剛(チンガン)報道官が定例記者会見で「6か国協議はあくまでも共通認識を少しずつ増やし、相違をより少なくする過程に過ぎない。会談を通してお互いの意見を交換し、信頼を促進することが大切だ」と述べている。
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