2010年9月18日、北京晩報によると、海外の不動産業者が中国人への不動産販売で沸いている。同日から北京市で開催中の不動産フェアには、米国、豪州、カナダ、日本、インドネシア、韓国など20か国以上からも物件が集まった。日本とインドネシアは初参加となる。

【その他の写真】

注目されているのはその価格だ。1平米あたり600元（約7700円）から購入可能だという。韓国済州島にあるリゾートビレッジ「ラオンプライベートタウン」は、済州島初の「中国村」として知られており、内装と各種家電も完備している。つい最近、中国人客150人が総額2億元（約25億円）分の物件を購入したという。1平米あたり1万8000元（約23万円）で178平米のタイプを購入すれば、韓国永住権も獲得でき、ビレッジ内にあるゴルフ場、バスなどの会員向け無料サービスも受けられる。

仲介業者の統計によると、中国当局による不動産価格抑制策の施行後、北京市内の不動産への投資は減少し、富裕層の多くが海外の不動産物件に殺到しているという。（翻訳・編集/中原）