<レコチャ広場>日本人はなぜドイツ人のように謝らないのか?

Record China    2010年10月2日(土) 11時32分

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9月30日、オランダ在住の中国人ブロガー、李剣芒氏は、日本と中国の関係はドイツとオランダの関係と良く似ているとした上で、日本もドイツのように歴史の過ちを認めるべきだと指摘した。写真は9月26日、山西省にオープンした抗日戦争第2戦区歴史陳列館。

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2010年9月30日、オランダ在住の中国人ブロガー、李剣芒(リー・ジエンマン)氏は、日本と中国の関係はドイツとオランダの関係と良く似ているとした上で、日本もドイツのように歴史の過ちを認めるべきだと指摘した。ブログサイト・鳳凰博報に掲載された。以下はその内容。

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オランダのお年寄りの前でドイツ人を褒めてはならない。それだけ、第2次大戦でオランダ人がドイツ人から受けた傷は深くて大きい。だが、筆者は何事も真面目なドイツ人が好きだ。真面目が故に、彼らは自分たちの行いが悪いことだと知ると率直に謝る。

10月3日はドイツ統一の日。ドイツはこの日、オランダに6870万ユーロ(約78億3000万円)を支払うそうだ。第1次大戦終了時に交わされた「ヴェルサイユ条約」で課せられた巨額の賠償金の支払いがこれでようやく終わるのだという。これほど長い期間払い続けられたのも自分たちの過ちを正しく認識しているからに違いない。

このニュースを聞いて筆者は思わず日本と比べてしまった。日本人は今まで1度も心からの謝罪をしたことがない。第2次大戦は米国が落とした原爆だけが唯一の「悪行」だと考えている。被害者の立場として原爆記念日にはあれほど立派な式典を行うくせに、逆の立場になると知らん顔だ。

中国でいえば南京大虐殺がその「悪行」に当たるが、日本は死者の数字の正確さにこだわり、虐殺そのものの存在まで否定しようとする。だが、ドイツは違う。ナチスに殺された被害者の数でもめたりはしない。30万人でも20万人でも、鬼畜のように大勢の人を殺し、大勢の婦女を強姦したことに変わりはない。ゲルマン民族の高貴さと比べ、大和民族なんと醜くずるいのだろう。

だが、中国人はそんな日本人よりさらに醜くてずるい民族だ。日本人は少なくとも自国に与えた罪を認め、辞職や自殺という形で償う勇気を持っている。それに比べ中国人は自国民にもたらした苦痛を認める勇気すらない。どこまでも否定して、否定しきれなくなったら手を出す始末。中国人はどうすればゲルマン民族のような「率直に罪を認める品性」を身につけることが出来るのだろうか。(翻訳・編集/NN)

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