2010年10月1日、日立製作所は、環境配慮型モデル都市「中国・シンガポール天津エコシティ」に関し、同プロジェクトの建設・運営主体である中国−シンガポール天津エコシティ投資開発会社と具体的な協力内容について合意した。複数の中国紙が伝えた。

日立は、2020年までに天津エコシティ内の自動車の90％以上のEV化をめざす「Eco−City New Energy Vehicle Alliance」に参画することを確認。EVの充電サービス、レンタルサービスの提供や、EVの位置情報、充電情報やユーザの情報管理を行うシステムの開発、緊急車両管理システムやカーシェアリング管理システムなどの分野での協力を検討する。

また日立の中国統括会社である日立（中国）有限公司に10月1日付で、スマートシティ事業の新組織を設置。今後中国全土で建設が計画されているエコシティプロジェクトへの事業展開をサポートする。（翻訳・編集/JX）