<国慶節>ネットショッピング好調、連休の売り上げ大幅増か―中国

Record China    2010年10月3日(日) 9時39分

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1日、国慶節の連休はネットショッピングが好調で、売り上げが大幅増する見込みだという。写真は1日、観光客であふれる北京・天安門前。

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2010年10月1日、解放日報は、国慶節(建国記念日)の長期休暇(10月1〜7日)中も、各ネットショッピングサイトや小荷物配送サービス会社は、売上拡大を狙って無休で営業を続けると報じた。

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中国最大のネットショッピングサイト・淘宝(タオバオ)網によると、昨年の国慶節を挟んだ半月間のネットショッピングの売上高は、全国の総小売高の約1.7%にあたる約100億元(約1250億円)だった。今年の売り上げについて、業界関係者は「昨年のネットショッピング売上高は前年同期比105.2%増だった。今回の長期期間中の売上高も、総小売高に占める割合が倍増する可能性がある」と期待を寄せている。

淘宝網の広報担当者は「10月1日から3日までは親戚や友人の訪問が多く、売り上げは落ち着いている。4日以降、自宅でネットショッピングをする人が増える」と、勝負は4日目以降と説明する。国慶節を前にネットショップ各店ではすでに大々的なPR合戦が繰り広げられており、「年中無休」「200元以上購入で100元割引」「送料無料」などの文字が溢れている。

さらに今年は、小荷物運送サービス会社の大部分が国慶節期間中も営業する方針を表明しており、これもネットショッピングの売上増につながる要因になると見られている。昨年までは多くの運送会社が同期間中に休業したため、ショップ側も配送予定日を遅らせるなどの対策を講じなければならなかった。

国家郵政総局の統計によると、全国の小荷物運送サービス会社の取扱の少なくとも50%が淘宝網などのネットショッピングによるものとされており、運送会社側も国慶節中の営業によって業績拡大を図る方針とみられている。(翻訳・編集/HA)

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