<レコチャ広場>観光ピークの国慶節連休、中国人の「旅の恥」もピークに?

Record China    2010年10月5日(火) 17時58分

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4日、国慶節(建国記念日)の連休で旅行に出かける中国人観光客が増えるこの時期。その分、“中国人の恥も存分にさらすことになる”と懸念するブロガーの記事が、中国のブログサイトに掲載された。写真は山東省であたり構わず子供に用を足させる中国の保護者。

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2010年10月4日、国慶節(建国記念日)の連休で旅行に出かける中国人観光客が増えるこの時期。その分、“中国人の恥も存分にさらすことになる”と懸念するブロガーの記事が、中国のブログサイト・網易博客に掲載された。以下はその内容。

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国慶節の連休で旅行に出かける人は多いだろう。だが、中国人観光客のマナーの悪さについてはお世辞を言う余地もない。小学生から50歳すぎの年配者に至るまで、誰もが自分のことしか眼中になく、他人のことは気にしない。せっかく物質的には豊かになったのに、素養の低さとマナーの悪さが際立っている。

連休の2日目、韓国人観光客約80人が新疆ウイグル自治区ウルムチの観光地でゴミ拾いをしたというニュースを見た。わずか20分で1キロ四方をすっかりきれいにしてから、観光を続けたそうだ。筆者は上海万博でゴミ集めに汗を流す清掃員を思い出した。万博会場で落ちているゴミを拾う客はどれくらいいるだろう。それどころか、マナー違反のオンパレードに外国人客が馬鹿にした表情を浮かべていることに気付いているだろうか。

北京の天安門広場では510人の清掃員が3交代制で24時間ゴミ拾いをしているが、1日あたり20トンのゴミが集まるそうだ。つまり、それだけのゴミがポイ捨てされたことになる。花で美しく飾り立てるのも結構だが、自分たちのマナーはどうだろう?中国人は他人から尊重されたいという気持ちが強いが、最低限のマナーも守れない人を他人は尊重するだろうか?

その昔、中国人が東南アジアに行くと「礼節の国」から来た人間として歓待されたそうだ。日本や朝鮮半島も中華文化を懸命に模倣した。だが、現代の中国人は「マナー」「礼儀」「謙遜」「謙虚」とはどんなことなのか、分からなくなってしまったようだ。(翻訳・編集/NN)

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