中国フェリー業界は「戦国時代」へ―シンガポール華字紙

Record China    2010年10月7日(木) 14時18分

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5日、シンガポール華字紙によると、中国のフェリー業界は「戦国時代」に突入することになりそうだ。写真は4月、上海呉淞口国際フェリーターミナルに寄港した豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」号。

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2010年10月5日、シンガポール華字紙・聯合早報によると、中国のフェリー業界は「戦国時代」に突入することになりそうだ。

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記事によれば、中国山東省の青島港が10億元(約125億円)を投じ、国際フェリーターミナルを擁する北方最大の港となる計画を打ち出した。これは上海、三亜(海南省)、天津、蛇口(深セン)、広州、北海(広西チワン族自治区)に次ぐもの。新華社の報道によれば、青島港はすでに韓国および日本との間を週5日就航しており、今年は豪華客船「ダイヤモンドプリンセス」号などの外航クルーズ客船が頻繁に寄港した。

国際フェリーターミナルを擁するようになれば、青島市にもたらされる経済効果は計り知れない。青島と同等の条件を持つ他の港湾都市や港にとっては何とも羨ましい話しだ。記事によると、中国のフェリー業界は「戦国時代」に突入すると指摘するアナリストもいる。

中国交通運輸協会フェリー分会の鄭[火韋]航(ジョン・ウェイハン)秘書長によると、昨年は国が振興策として複数の優遇策を打ち出したため、業界は1年前倒しで急成長の時期を迎えた。ロイヤル・カリビアン・インターナショナルやコスタクルーズなど大手船会社が相次いで中国に拠点を開設し、昨年中国に寄港した外航クルーズ客船の数は前年比39.3%増に上った。今後2〜3年は爆発的な成長が続く見通しだという。(翻訳・編集/NN)

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