台湾産の「無毒」上海ガニ、高い人気受け値段が高騰―台湾紙

Record China    2010年10月7日(木) 8時58分

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5日、台湾産の上海ガニが高値で取引されている、と台湾紙が報じた。発がん性物質が検出された中国本土産と違い、「無毒」であることが最大の売りだ。写真は上海ガニの出荷準備をする江蘇省常州の業者。

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2010年10月5日、台湾紙・旺報によると、台湾産の上海ガニが高値で取引されている。発がん性物質が検出された中国本土産と違い、「無毒」であることが最大の売りだ。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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記事によると、台湾では3年前から中国本土産の上海ガニが安全面に問題があるとして輸入禁止となっており、これを商機と見た地元業者たちが上海ガニの養殖を始めるようになった。今年はその値段が高騰し、5つ星ホテルで250 グラムのものが1匹1800NTドル(約4800円)、300グラムのものは産地ですでに1匹1500NTドル(約4000円)の値を付けている。

3年目にしてようやく上海ガニの養殖に成功したというオーストラリア留学帰りの王莉[金均](ワン・リージュン)さんも、この商機に乗じた1人。王さんは中国本土から密輸された上海ガニを見分ける方法として、「本土産のものは油が塗ってあるので、水に浸してみたら本性を表すはず。油が浮いてきたら間違いなく本土産」と話している。(翻訳・編集/NN)

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