2010年10月6日、新華網は、世界的な高級車ブランド・ボルボを買収した中国吉利自動車の李書福（リー・シューフー）理事長のインタビュー記事を掲載した。

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パリ国際モーターショーのボルボ・ブース前で李理事長に話を聞いた。ボルボの買収完了から2か月が過ぎたが、「小が大を飲み込んだ」買収が成功だったのか、メディアはなお注目している。

李理事長はこの2か月を振り返り、満足のいくものだったとコメントした。ボルボの新経営陣も決まり、9月初頭には初の理事会も開催された。ボルボの長期発展戦略が検討されたという。今後、ボルボは中国市場重視を強めることになる。李理事長は「ボルボは『トラ』。今、市場の野生に返すべき時期に来ている。私たちの目標は1970〜80年代のボルボがマーケットリーダーだった時期に戻すことで、中国でベンツ、ポルシェ、アウディと全面的に競争する」と意気込みを語った。（翻訳・編集/KT）