2010年10月7日、国慶節連休中の広東省深セン市では、レンタカーの需要が殺到し、車が用意できない店舗がでるほどの盛況ぶりだったと、捜狐汽車が伝えた。

市内のあるレンタカー店は、「シボレー・ロヴァ」のレンタル料金を通常の1日150元から倍の300元に引き上げたが、連休前に連休中の予約がすべて埋まった。大手のレンタカー会社の中には、価格を据え置く代わりに、レンタル期間を3日以上に制限する例もあった。

レンタカーブームにあやかってマイカーを貸し出す個人もある。インターネット上では「車貸します」という個人広告がみられた。法律事務所に勤める陳さんは、里帰りしている連休中は通勤用の車を使わないため、人に貸すことに決めた。個人的にマイカーを貸し出す場合のネットでの相場は1日250元だが、全く知らない人に貸すのも怖いので、8割引きで同僚に貸したが、それでも1000元を超える稼ぎになったという。

もっとも個人的な車の貸し借りはトラブルが発生しやすく、専門家は「やはり大手のレンタカー会社で車を借りるのが安全だ」と指摘した。（翻訳・編集/JX）