09年の国際旅行収支が赤字に=でも海外旅行奨励策は今後も継続―中国国家観光局

Record China    2010年10月12日(火) 9時0分

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10日、中国国家観光局の邵[王其]偉局長は、中国の2009年の国際旅行収支は1982年以来初めて赤字に転じたが、政府の海外旅行奨励策は継続するとの方針を示した。写真は米NYのタイムズスクエア。

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2010年10月10日、中国国家観光局の邵[王其]偉(シャオ・チーウェイ)局長は、中国の2009年の国際旅行収支は1982年以来初めて赤字に転じたが、政府の海外旅行奨励策は継続するとの方針を示した。中国新聞網が伝えた。

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江蘇省南京市で同日、中国国家観光局と米国旅行業協会の主催による会議が開かれ、その席で邵局長が明らかにした。中国と米国は両国の観光交流の促進などを目的とした共同声明の署名に向けた話し合いを続けており、今回はその4回目。

国際旅行収支とは、外国人観光客が自国で使ったお金から、自国民が海外で消費したお金を差し引いたもの。中国観光研究院によると、2009年に中国人観光客が海外で消費した総額は前年比16%増の420億ドルに達し、国際旅行収支は1982年以来初めて20億ドルの赤字に転じた。

邵局長によると、2009年に米国を訪問した中国人観光客は延べ82万人、今年は1〜8月ですでに前年同期比33%増の延べ73万人に達しており、通年で100万人の大台を超える可能性も高い。両国は今後も活発な観光交流を続けたいとしており、2015年に両国を往来する観光客は合わせて延べ500万人に達する見通しとされている。(翻訳・編集/NN)

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