工業用塩を使った食事で1人死亡=ホテル側は「間違えた」と釈明―四川省カンゼ・チベット族自治州

Record China    2010年10月12日(火) 11時48分

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8日、四川省カンゼ・チベット族自治州濾定県のホテルで食中毒が発生。宿泊客1人が死亡した。ホテルの食事に使われていた塩が、工業用の亜硝酸塩だったことが原因だった。写真は濾定県海螺溝の氷河。

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2010年10月8日、四川省カンゼ・チベット族自治州濾定県のホテルで食中毒が発生。宿泊客1人が死亡した。ホテルの食事に使われていた塩が、工業用の亜硝酸塩だったことが原因だった。12日、四川新聞網が伝えた。

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亜硝酸塩中毒で入院したのは42人。うち34人が宿泊客で残りは従業員とその家族。11日時点で全員が回復、40人が退院した。2人は死亡した客の家族でホテル側との賠償問題で合意が得られていないため、入院を続けている。

四川省疾病予防管理センターの検査結果によると、ぞうすい、キムチ、麺などの料理や化学調味料、鶏ガラスープなどの調味料から亜硝酸塩が検出された。ぞうすいに含まれていた亜硝酸塩は1キログラムあたり11300ミリグラムという高濃度だった。各人の食事に含まれていた亜硝酸塩は許容量の500倍以上に達したとみられる。ホテル側は「間違えて工業用の塩を使った」と釈明している。(翻訳・編集/KT)

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