風力発電でも世界一に、年内に米国上回る可能性も―中国

Record China    2010年10月18日(月) 10時5分

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14日、風力発電の分野で中国がすでに先進国となっていることが分かった。写真は浙江省台州市の風力発電所。

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2010年10月14日、北京日報によると、風力発電の分野で中国がすでに先進国となっていることが、13日に発表された「中国風力発電発展報告2010」で明らかになった。

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報告書によれば、2009年に中国で新たに設置された風力発電設備の容量は1380万kWで、世界最多。そして今年も世界で新たに設置された風力発電ユニットの3台に1台が中国のものとなっており、世界風力エネルギー会議(Global Wind Energy Council、GWEC)の予測では、2010年末あるいは2011年末までに中国の風力発電設備の累算出力が米国を上回り、世界最大の風力発電大国になるという。

2004年にはまだ始まったばかりだった中国の風力発電事業だが、ここ数年は発電容量が倍増を続けており、2009年には新たに設置された風力発電ユニットの容量増加率が124.3%にも達し、同年末には累算出力2580万kWと、米国の3506万kWに次ぐ規模となっている。

また、風力発電システムの製造分野でも中国は世界最大となっており、2009年には生産高が世界の3分の1を占めた。国産ブランドが国内市場に占める割合も85%以上となっており、海外への輸出も開始されている。(翻訳・編集/岡田)

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