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15日、トヨタ自動車が主力セダン「カローラ」の日本からの輸出を2013年ごろまでに停止し、輸出分の生産を海外工場に移管する方針を固めたことが分かった。写真は中国・天津のトヨタ工場。
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2010年10月15日、日本メディアの報道によると、トヨタ自動車が主力セダン「カローラ」の日本からの輸出を2013年ごろまでに停止し、輸出分の生産を海外工場に移管する方針を固めたことが分かった。鳳凰網が伝えた。
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トヨタの決定は円高が要因。輸出額及び輸出の伸びが鈍化しており、日本国内のデフレも進行している。一方、アナリストは、トヨタの決定は今回の短期的な円高のみが要因ではなく、以前からこの日を予見して準備を進めてきたはずだと指摘している。
2009年、トヨタは日本でカローラ23万5000台を生産、うち約6割にあたる14万台を輸出した。同年、海外で生産されたカローラの台数は81万5000台。すでに日本に頼らない体制作りは完成している。トヨタは米国、英国、フランス、中国にカローラの生産拠点を保有しているが、そのうち中国だけでも40万台の生産能力を持つ。たとえ中国で年24万台が販売されたとしても、十分に輸出できるだけの力があるという。(翻訳・編集/KT)
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