投資に最適の中国の都市は蘇州!北京・上海・広州はランク外―CNN

Record China    2010年10月18日(月) 17時15分

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14日、CNNが海外からの投資やビジネスに最も適した中国の5都市を報じた。最も評価が高い都市は蘇州だという。写真は江蘇省蘇州市。

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2010年10月14日、中国経済網によれば、米ニュース専門放送局CNN(ケーブルニュースネットワーク)が海外からの投資やビジネスに最も適した中国の5都市を報じた。

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米経済誌「フォーチュン」が中国50都市、企業の管理者層1278人を対象に行った調査では、蘇州(江蘇省)、青島(山東省)、深セン(広東省)、寧波(浙江省)、大連(遼寧省)の5都市が投資やビジネスの対象に最適な都市として選ばれた。中国で「この世の天国」とされる人口630万人の蘇州は最も評価が高く、今後は経済の中心へと成長する可能性が高いと見なされているという。

2位の青島は機能的な港湾や日本や韓国に近い地理的環境が高い評価につながった。3位の深センは改革開放政策の先鋒として、旧来から海外投資の代表的都市として現在も魅力が高い。4位の寧波はアパレルなど軽工業と輸出用製品の生産が強み。大連は多くの回答者が「中国で最も美しい都市」と評価した。北部における原油輸入の中心都市として、また半導体チップの生産で今後、全国のトップに立つとされる。

一方、中国の代表的な都市であるはずの北京、上海広州はいずれもランク外となっている。特に北京は政治・文化の中心、上海は経済・金融の中心であり、中国を象徴する存在ではあるものの、コストや現地の生活の質などの面から投資やビジネスの対象としてさほど適していないと評価され、特に中小企業にとってはそうした傾向が強いという。(翻訳・編集/岡田)

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