中国の次期ファーストレディに注目集まる、「カーラもミシェルももはや脇役」―海外紙

Record China    2010年10月21日(木) 11時0分

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19日、中国の習近平・国家副主席が党中央軍事委員会副主席に選出されたことで、俄然注目を集めているのが“次期ファーストレディ”の彭麗媛夫人だ。複数の海外メディアがその素顔を報じている。写真は09年9月、中国の建国60周年記念番組に出演した彭夫人。

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2010年10月19日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家副主席が党中央軍事委員会副主席に選出され、次期最高指導者としての地位を固めたことで、俄然注目を集めているのが“次期ファーストレディ”の彭麗媛(ポン・リーユエン)夫人だ。複数の海外メディアがその素顔を伝えた。

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韓国紙・朝鮮日報は「これまでの“ファーストレディ”とは一線を画す人物」と報じた。中国を代表するソプラノ歌手であることは有名だが、社会奉仕活動にも積極的に参加しており、2008年5月の四川大地震発生時には被災地を訪問し、復興作業を手伝った。エイズ予防を呼び掛けるテレビコマーシャルにも出演したことがある。

出身は山東省。18歳で人民解放軍の文芸兵となり、現在は解放軍総政治部歌舞団の団長を務める。9歳年上の習副主席との出会いはすでに人気歌手として活躍していた1986年。翌9月に結婚。一人娘の明沢(ミンザー)さんは1993年生まれで、今年9月から米ハーバード大学に通っている。

一方、英紙タイムズは「カーラとミシェルはもはや脇役へと追いやられた。政界に新たな権力者夫婦が誕生」と題した記事で、中国の次期ファーストレディはフランスのカーラ大統領夫人と米国のミシェル大統領夫人をしのぐ存在になると報道。「2年以内に『中国版オバマ&ミシェル』が誕生する」と伝えた。

英紙ガーディアンは、夫人がエイズ孤児を抱いて写真を撮ったエピソードを紹介し、「西側首脳夫人の典型的な行動」と称賛。さらに夫人が語った「家に帰れば芸能人ではなく、普通の妻」との言葉も伝え、中国にはいまだかつてこれほどスマートで美しいファーストレディが現れたことはない、と報じた。(翻訳・編集/NN)

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