中国人の集団失跡事件で露呈した海上安保体制の不備、G20サミット控え緊張走る―韓国

Record China    2010年10月21日(木) 13時3分

拡大

20日、済州島で中国人44人の集団失跡事件が発生したことで、G20サミットの開催を11月に控えた韓国に緊張が走っている。写真はソウルの金浦国際空港に掲げられたG20サミットの開催を知らせる案内。

(1 / 4 枚)

2010年10月20日、韓国の聯合ニュースによると、済州島で中国人44人の集団失跡事件が発生したことで、主要20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の開催を11月に控えた韓国に緊張が走っている。環球網が伝えた。

その他の写真

中国人の集団失跡事件が起きたのは17日。豪華客船でビザのいらない済州島から韓国入りした44人が行方をくらまし、うち11人はすぐに保護されたものの、残る33人の行方はいまだに分かっていない。

記事によると、同事件で韓国の海上安全保障体制の不備が露呈した形となり、韓国政府もすきを突いたテロリストが韓国内に潜入している可能性があると指摘した。これを踏まえ、今月末から27の貿易港でセキュリティーチェックを強化することも決定した。

このほか、金滉植(キム・ファンシク)首相は安全保障に関する大臣会議を開き、テロに対する警戒を強めるよう指示したという。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携