<尖閣問題>広州アジア大会、日本選手団にも「分け隔てない安全保障措置」を約束―組織委

Record China    2010年10月21日(木) 20時3分

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19日、尖閣諸島沖での衝突事件により日中関係が緊迫する中、広州アジア大会に参加する日本代表選手団の安全確保について、大会組織委員会が「分け隔てない安全保障措置をとる」ことを約束した。写真は長春で行われた広州アジア大会の聖火リレー。

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2010年10月19日、尖閣諸島沖での衝突事件により日中関係が緊迫する中、広州アジア大会に参加する日本代表選手団の安全確保について、大会組織委員会は「分け隔てない安全保障措置をとる」ことを約束した。20日付で聯合早報(電子版)が伝えた。

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広州アジア大会は広東省広州市で11月12〜27日に開催される国際スポーツ大会で、日本からは725人におよぶ代表選手団が送り込まれる予定となっている。だが、9月初めに発生した衝突事件をめぐり、両国の国民感情が急速に悪化。中国では今月半ば、不満を爆発させる形でデモが相次ぎ、日本選手団の安全に懸念が示されるようになった。

これに対し、大会組織委員会の古石陽(グー・シーヤン)副秘書長は委員会本部で開かれたプレス発表会で、日本人選手や役員を含むすべての参加者に対し「分け隔てない安全保障措置をとる」と述べた。

古副秘書長は「最近の両国間のいざこざには注意を寄せている。だが、われわれ組織委員会はオリンピック精神に基づき、すべての参加者に公平な競技環境を提供するつもりだ。すべての参加者を客人とみなし、分け隔てない安全保障措置をとる」とした。(翻訳・編集/NN)

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