気候変動への対応能力、中国は49位と過去最低―英調査

Record China    2010年10月21日(木) 19時23分

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20日、英メイプルクロフトが世界171カ国を調査し、今年度の気候変動に対する脆弱性指数を公表した。中国は49位で、過去最も脆弱性指数が高かった。資料写真。

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2010年10月20日、環球網によると、英リスクコンサルティング企業メイプルクロフトが世界171カ国を調査し、今年度の気候変動に対する脆弱性指数(CCVI)を公表した。中国は49位で、過去最も脆弱性指数が高かった。

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英ロイターが19日に報じたところによれば、同指数は各国の経済、人口、インフラ、生態環境など6項目を考慮して評価したもので、これら指標をもとにメイプルクロフトが分析した。順位が上がるほど気候変動への対応能力が低く、リスクが高いということになる。

今回の調査で、首位はバングラデシュとインド。対応能力が最も高いとされる最下位はノルウェーだった。このほか、フィンランド、アイスランド、デンマークなど北欧諸国は軒並み対応能力が高いという結果になった。

中国は49位で、「リスクが高い国」とされた。過去の調査では08年が80位、09年は109位だったが、今回初めて50位圏内となり、気候変動への対応能力が過去最低の評価となった。これまで下位にいた日本も78位へ上昇、リスクが上がっているとされた。(翻訳・編集/岡田)

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