<国家競争力>2050年までに米国に次ぐ世界2位に―中国

Record China    2010年10月28日(木) 7時45分

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25日、中国社会科学院などは「国家競争力青書」を発表し、中国は国家の総合競争力で2020年までにG20の中の5強入りを果たし、2050年までには米国に次ぐ世界第2の強国になるとの目標を明らかにした。写真は不夜城となった北京。

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2010年10月25日、中国社会科学院などは「2010年版 国家競争力青書」を発表し、中国は国家の総合競争力で2020年までにG20(主要20カ国・地域)の中の5強入りを果たし、2050年までには米国に次ぐ世界第2の強国になるとの目標を明らかにした。中国網が伝えた。

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青書によると、08年現在の総合競争力は、評価の対象とした世界100カ国・地域の中で米国が1位、続いて欧州連合(EU)、日本が3位、韓国が4位で、中国は17位となっている。

青書は、「国家間の競争が日々激化する環境下で、国家の競争力を絶えず高めることは勝ち残りのカギである」と位置づけ、「総合競争力で、2020年までにG20の5強入りを目指し、2030年には米国、欧州連合に次ぐ3位に、2050年までには米国に次ぐ世界第2の強国となることを目指す」との目標を示している。

また、青書は併せて、中国の省(直轄市、自治区)のうち、09年末現在で14地区が“1兆元クラブ(年間GDPが1兆元以上=約12兆円以上)”の仲間入りをしているとし、「中国の1つの省が他国と競争する時代がまさに到来した」と指摘している。(翻訳・編集/HA)

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