海洋監視態勢の強化に向け、数年内に新型監視船36隻を増備へ―中国

Record China    2010年10月28日(木) 8時59分

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26日、中国で最速とされる大型監視船「海監75」が南シナ海の南海総隊に配備された。さらに36隻増強する計画が明かされるなど、監視・警備体制の強化が進んでいる。写真は09年5月福建省、中国海監総隊の監視船。

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2010年10月26日、中国で最速とされる大型監視船「海監75」が南シナ海の南海総隊(中国国家海洋局海監総隊所属)に配備された。監視・警備体制の強化が進んでいる。新華網が伝えた。

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2005年に配備されたヘリコプター「海監7112」、監視船「海監71」などに続いて、今回配備された「海監75」は全長77.39メートル、船幅10.4メートルで、排水量は1290トン。2380馬力のエンジンを2基搭載しており、20.6ノット以上での航行が可能。航続距離は5000カイリで、30日間の連続航行が可能とされている。同船には様々なハイテク機器が利用されており、高い監視能力を誇るという。

また、今回の配備に合わせて、今後数年間で監視船をさらに36隻増強する計画も明らかにされた。この36隻は1500トン級が7隻、1000トン級が15隻、600トン級が14隻という内訳になっており、中国の海洋監視体制の強化が着々と進んでいる。(翻訳・編集/岡田)

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