Record China 2010年10月28日(木) 12時33分
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27日、大衆網は記事「河北大学学長の博士論文、約2万7000字が盗作」を発表した。問題の研究者が指導していた大学院生の修士論文と1章がほぼまるまる一致しているという。写真は河北大学。
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2010年10月27日、大衆網は記事「河北大学学長の博士論文、約2万7000字が盗作」を発表した。
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今年3月、ネットユーザー「求是」は、河北大学学長の王洪瑞(ワン・ホンルイ)教授の博士論文に盗作疑惑があると発表した。第7章のほとんどが燕山大学電気工程学院大学院生の修士論文とほぼ完全に一致しているという。
大衆網は両論文を比較したところ、確かに酷似しており、完全に一致している段落も多数見られる。王教授の博士号取得は2002年10月。盗作されたと見られる修士論文は2001年8月に口答試問が行われている。なお王教授は1999年8月まで燕山大学副学長の地位にあり、転勤後も盗作されたと見られる修士課程大学院生の副指導教官であった。
また王教授は2002年9月に「西部地区人口・資源の持続可能な発展の研究」、2003年11月に「中国反貧困理論と実践」という2冊の著作を発表している。王教授の専門である機械電子とはほど遠い内容だが、ネットユーザー「求是」によると、周毅(ジョウ・イー)氏の著作「民族の根本的利益と経済のバランスある発展」「反貧困と持続可能な発展」などの著作と内容が重複しているという。
大衆網は「中国反貧困理論と実践」を調べたところ、同書には一つも注がない。巻末に参考文献リストがあるが、周毅氏の著作は「西部地区反貧困研究―小康社会に向けて」の一冊が掲載されているのみ。内容の重複が指摘された著作はどれも掲載されていない。(翻訳・編集/KT)
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