電子製品は中国で買ってはいけない?―英メディア

Record China    2010年10月29日(金) 2時43分

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26日、英メディアは「中国で電子製品を買ってはいけない?」と題した記事を掲載した。写真は9月25日、中国各地でiPhone 4が販売開始された。

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2010年10月26日、英紙フィナンシャル・タイムズの中国語版ウェブサイトは、「中国で電子製品を買ってはいけない?」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

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「中国で電子製品を買ってはいけない」―。これは海外に出る機会の多い中国在住者の中ではもはや常識といえるだろう。iPhoneにしろ、ノートパソコンにしろ、中国で買うとものすごく高い。しかも、新製品が中国市場に入って来るまでに相当な時間を要するため、賢明な人はみな香港や米国で買っている。

だが、これも賢いやり方ではなくなるかもしれない。中国税関は電子製品の輸入税を厳しく取り立てるようになり、個人で使うiPadでも中国国内に持ち込む際は輸入税1000元(約1万2000円)を支払うよう警告している。課税対象は携帯電話、パソコンを含む20あまりのカテゴリーに及ぶ。

政府の立場に立てば、これは当然の措置だろう。電子製品の密輸が絶えず、正規ルートの販売量を超えるほどになっているからだ。輸入税の徴収は数年前から始まっていたが、最近になって取り締まりが厳しくなった。

だが、どうやらそこまで心配する必要はないらしい。先週、記者が参加した食事会では1人を除く全員が香港からiPhone 4を持ちこんでいたが、全員おとがめなしだった。しかも、記者が上海税関でこの“決まり”について尋ねたところ、「『少なくとも上海では』聞いたことがない」と言っていた。これまで同様、法はあってもそれが徹底されているわけではないようだ。(翻訳・編集/NN)

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