Record China 2010年11月4日(木) 9時48分
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1日、中国の人工中絶件数は年間1300万件以上。WHOが把握する全世界の人工中絶件数の4分の1を占め、中絶経験者の40%は未婚女性だという。写真は鄭州市の学校で行われた性教育授業。
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2010年11月1日、中国で届け出のあった人工中絶手術件数は年間1300万件にのぼり、WHO(世界保健機関)の報告にある全世界の年間人工中絶手術件数の4分の1を占めることが分かった。生命時報(電子版)が伝えた。
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北京婦産医院生育調節科主任の陳素文(チェン・スーウェン)医師は、結婚の高年齢化で未婚女性の中絶が増えたと話す。彼女たちは無軌道な性生活を送りながら避妊に関しては無頓着であり、その結果本人にとって「想定外の」妊娠をするというのだ。同医院と北京軍区総医院が2009年に実施した調査によると、人工中絶の未婚者比率は40.45%。未婚であることを隠すケースが多いため、実際の比率はさらに高いとみられる。さらに最近では10代の人工中絶が増えており、わずか13歳の少女が処置を受けたケースもある。
重慶市の調査では、成人女性のなんと9割に人工中絶の経験があり、3割が2回以上の中絶経験者だった。なかには3年間で11回もの中絶手術を受けた女性も。北京市のデータはさらに驚くべきもので、中絶経験が複数回ある女性の比率は44.66%にのぼり、うち3回以上は14.14%だった。また、20歳から29歳までの中国人女性の約62%に中絶経験があり、避妊薬の使用率は2.3%というデータもある。ちなみに同データによると、オランダでは中絶経験は女性の5.1%に過ぎないが、避妊薬使用率は約36%である。(翻訳・編集/本郷)
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