2010年11月1日、「シンクロの母」井村雅代氏が広州アジア大会に向け、再び中国代表チームのコーチに就任していたことが分かった。新華社が伝えた。

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井村氏は1978年から2004年のアテネ五輪まで日本代表コーチを務めた日本シンクロ界の代表的存在。辞任後の2006年、北京五輪でのメダル取得を目指していた中国代表コーチとなり、2007年3月の世界水泳選手権メルボルン大会では史上最高の4位、北京五輪では中国チームにとって初のメダルとなる銅メダルをもたらした。

記事によると、広州アジア大会に向け、中国代表チームに招聘された外国人コーチは全体の7％。井村氏はその代表格とされており、「同氏の再度の出馬が大きな注目を集めることは間違いない」と報じている。（翻訳・編集/NN）