<ノーベル平和賞>中国政府、受賞式に参加しないよう各国に圧力―SP華字紙

Record China    2010年11月6日(土) 18時33分

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5日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国政府が各国政府にノーベル平和賞授賞式に出席しないよう圧力をかけていると報じた。写真はオーストラリアのケビン・ラッド外相。

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2010年11月5日、シンガポール華字紙・聯合早報は、中国政府が各国政府にノーベル平和賞授賞式に出席しないよう圧力をかけていると報じた。

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今年のノーベル平和賞に、「国家政権転覆扇動罪」により服役中の、中国の民主化運動家・劉暁波(リウ・シャオボー)氏が選出された。12月10日にノルウェーのオスロで受賞式が開催される。BBC中国語サイトによると、欧州の北京駐在外交官は、中国が各国に式典出席を見合わせるよう圧力をかけていると明かした。

その外交官のコメントによると、中国政府は各国の駐ノルウェー大使館に公式書簡を送り、劉暁波は刑事罰を受け投獄されている犯罪者であり、ノーベル平和賞選考委員会の決定は中国に対する内政干渉だと批判している。

一方で中国政府を批判する動きも広がっている。先日、オーストラリア外務省は、ケビン・ラッド外相の声明を発表。「劉暁波の監禁に対する状況を見るに、一部のやり方は正当ではないと我々は考えている」と中国を批判した。(翻訳・編集/KT)

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