2010年11月7日、中国民政部の李立国（リー・リーグオ）部長は、中国には現在1億6700万人の高齢者がいるが、うち80歳以上が1899万人で、その大多数が誰かの手を借りなければ生きていけない状態だと明かした。法制晩報が伝えた。

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中国は1999年から高齢化社会となっており、高齢化は現在も急速に進行している。誰かの手を借りる必要がある人が増えると同時に、中国語で「空巣」（空っぽの巣）と呼ばれる独居老人や老人だけの世帯も増えており、社会問題化している。

自分だけで生活ができない老人は1036万人、これに準じる状態の人は2123万人にも上り、高齢者人口全体の18．9％を占めている。また、一部の都市では、高齢世帯に占める独居老人世帯の割合が70％に上る例もあるという。（翻訳・編集/岡田）