「アジア共通通貨」の導入を!日本の経済学者が提唱―中国メディア

Record China    2010年11月8日(月) 17時54分

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7日、中国・上海で開かれた第4回「世界中国学フォーラム」で、山下英次・大阪市立大学大学院経済学研究科教授が「アジア共通通貨」の導入を提唱した。写真は各国の紙幣。

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2010年11月7日、中国・上海で開かれた第4回「世界中国学フォーラム」で、山下英次・大阪市立大学大学院経済学研究科教授が「アジア共通通貨」の導入を提唱した。中国新聞社が伝えた。

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同フォーラムのテーマは「和合共生:中国と世界の融合の道」。8つの分科会が開かれ、世界約20カ国・地域から集まった280人の専門家が「中国モデル」「中国経済の発展方法の転換」などについて独自の考えを発表した。

山下教授は貨幣価値の安定を保つには現行の国際通貨システムを改革すべきとの考えを示した上で、「日本と中国が共にリーダーシップを発揮してアジア地域の一体化を進め、最終的にアジアの共通通貨を導入すべき」と唱えた。

このほか、帝京平成大学の叶芳和・教授は日中が共同で環境保護基金を設立することを提言。日本が中国に最新の環境技術を提供し、中国は日本に市場を提供するというウィンウィンの関係を構築し、信頼関係の強化に努めるべきとの考えを示した。(翻訳・編集/NN)

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