2010年11月8日、中国外交部のHPによると、胡錦濤中国国家主席は、韓国の李明博大統領と菅直人首相の招待をそれぞれ受け、今月11〜12日の日程でソウルの20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミット)、続いて13〜14日の日程で横浜のアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に出席することがわかった。中国新聞社の報道。

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中国語系メディアでも多数がこれを報道した。台湾・中央通訊社は日本メディアの報道を引用してこれを速報。台湾からは連戦(リエン・ジャン)元副総統が参加することやオバマ米大統領が出席することを伝えた。中国の華僑向け通信社・中国新聞社は、曽蔭権(ドナルド・ツァン)香港特区行政長官がAPEC開催期間中、胡錦濤国家主席と会見すると報じている。

また、香港の衛星TV局・フェニックステレビ(電子版)は、「胡主席と菅直人首相の会談予定について、中国外交部は言及してない」と報道。

尖閣諸島沖での漁船衝突事件で日中関係が悪化の渦中、胡主席の訪日および日中首相による会談の実現が注目されていた。日本メディアの報道では、中国側は現在のところ、会談を前提に日本側と調整を進めているとしている。(翻訳・編集/愛玉)