<上海万博>グッズ売り上げ3600億円に、飲食業も好調―上海市

Record China    2010年11月10日(水) 10時4分

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8日、上海万博グッズの売上総額が300億元(約3600億円)を超えたことが分かった。

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2010年11月8日、上海市商業情報センターは万博会期中の市内各企業の売上額に関する観測調査結果を発表した。10月末までの万博グッズの売上総額は300億元(約3600億円)を超え、食品や宝石類の売り上げも好調だった。中国新聞社が伝えた。

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会期中、上海市には連日大量の観光客が訪れたが、特に宿泊業、飲食業は最も収益が大きかった。データによると、市内飲食業の今年5−9月の営業収入は前年同期比36.4%増。大量の観光客流入はホテルの宿泊率を高め、それが飲食業の収益増大につながった。特に西洋風レストランの収益増加が大きかった。

また、上海アウトレットを訪れた観光客のうち、6割以上が万博見学を終えて来た人だった。欧米、韓国、日本、インド、東南アジア各国からの観光客は、炎天下であるにもかかわらず、アウトレットモール内を頻繁に往来していた。今年5−10月の同モールの売上総額は前年同期比40%増。万博は郊外の商業施設にも莫大な利益をもたらした。

老舗デパートの上海新世界では、100人の各国地域パビリオン館長を南京路見学に招待した。遊覧車に乗った館長たちは上海の伝統建築や老舗店舗を見て回り、上海の商業文化に触れた。また、ショッピングセンターの東方商厦は中国語、英語、日本語、フランス語の4カ国語のショッピングガイドを作成配布した。こうした結果、各企業は大きな収益を得ることができたようだ。(翻訳・編集/小坂)

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