トランス脂肪酸のリスク評価を実施、乳幼児向け食品への使用も禁止に―中国衛生部

Record China    2010年11月11日(木) 15時53分

拡大

9日、中国で「マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の害は殺虫剤より恐ろしい」と騒がれている問題で、中国衛生部のトウ海華報道官は「現在リスク評価を実施しているところだ」と述べた。資料写真。

(1 / 4 枚)

2010年11月9日、中国で「マーガリンに含まれるトランス脂肪酸の害は殺虫剤より恐ろしい」と騒がれている問題で、中国衛生部の●海華(デン・ハイホア、●=「登」におおざと)報道官は「現在リスク評価を実施しているところだ」と述べた。10日付で新京報が伝えた。

その他の写真

同報道官によると、トランス脂肪酸の問題は以前から取り沙汰されており、今年の4月1日に施行された「食品安全国家標準乳児調合食品」では乳幼児向け食品に使用してはならないと定められたほか、08年5月1日施行の「食品栄養表示管理規範」でもトランス脂肪酸の標示が義務付けられている。

トランス脂肪酸は取り過ぎると悪玉コレステロールを増やし、心臓疾患のリスクを高めると言われている。03年以降、これを含む製品の使用を規制する国が増えており、中国もこれに倣い「リスク評価を終えたら、関連規定を制定したい」との意向を示している。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携