Record China 2010年11月12日(金) 13時34分
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10日、中国のリーダーが最近頻繁に海外訪問しているのは米国を孤立させるため、と論じた記事が中国のブログサイトに掲載された。写真は4月、中国・西安を訪れたサルコジ仏大統領。
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2010年11月10日、中国のリーダーが最近頻繁に海外訪問しているのは米国を孤立させるため、と論じた記事が中国のブログサイト・環球博客に掲載された。以下はその概略。
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胡錦濤・国家主席が4日、フランスを訪問し、サルコジ大統領が夫人同伴で空港まで出迎えるという異例の歓待を受けた。フランスは中国の経済力が必要。双方は総額200億ドルを超える10数項目の契約書にサインしたほか、「国際的な難題」に手を携えて対応していくことで合意した。この「国際的な難題」が米国を指していることは言うまでもない。胡主席はほかにポルトガルも訪問している。
呉邦国・全国人民代表大会常務委員会委員長(国会議長に相当)は4日からカンボジア、インドネシア、タイを訪問。賈慶林・中国人民政治協商会議全国委員会(全国政治協商会議)主席はシリア、ポーランド、オマーン、カザフスタンを訪れ、「中国は一貫してアラブ諸国を良き友人、良き兄弟だと思っている」と言って回った。このほか、李克強・副首相もオーストラリアの副首相と会談を行っている。
彼らはほぼ同時に複数の国を訪問したことになる。その目的は「中国の支持者」を増やし、共同で「米国」という難題に立ち向かうためだ。APECでは人民元問題がやり玉にあがると予想されるが、米国がどんなに頑張ろうとも中国はこうした「コネ」をフル活用すれば、危機を乗り切ることができる。
米国は6000億ドルの国債を追加購入する方針を発表したばかり。中国は人民元問題さえ乗り切れば、あとは米国がこうしてどんどん墓穴を掘って行くのを見ているだけでよい。この調子では米国の敗北はそう遠くはないだろう。(翻訳・編集/NN)
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