Record China 2010年11月15日(月) 8時57分
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8日、スリランカ紙は、中国脅威論は貿易という実益によって忘れ去られるか、軽視されることになると指摘しながら、中国は世界のリーダーの資質があると評した。写真は精力的に電気自動車(EV)を開発する中国自動車ブランドのBYD。
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2010年11月8日、スリランカ紙デイリー・ミラーの社説は、中国が数カ月前に米国を抜き欧州最大の貿易相手国となったこと、米経済誌フォーブスが米大統領ではなく胡錦濤国家主席を「世界で最も影響力のある人物」に選んだことなどを挙げ、「やはり中国は世界のリーダーにふさわしい」と評した。11日付で環球時報が伝えた。
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中間選挙で民主党大敗という深手を負った米オバマ大統領が慌ただしくインドを訪問した頃、中国胡錦濤国家主席は200億ドル超の契約を手にパリからの帰途についた。記事は、中国の人権問題を批判する人々を含めて、世界中がこの新しい貿易大国の台頭が「本物」であることに気づき始めた、と指摘。胡主席がフランスのレッドカーペットを歩く直前、中国はEUを抜きイランの主要貿易パートナーとなった。
また、「ブラジルなど南米諸国は米国を追い払うのに成功し、様々な意味で戦略的に重要なアフリカ諸国も同じく米国を撃退し、中国が両大陸で最も重要な貿易相手となった」と同記事。インドのシン首相は10月29日に温家宝総理との会談を行ったが、これは中国に対する盾として米国に利用されることを拒否するインドの明確な意思表示だとの見方も広がる。中国脅威論は貿易という実益によって忘れ去られるか、軽視されることになるだろう、と同紙は指摘している。(翻訳・編集/中原)
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