2010年11月17日、環球時報によれば、米サンノゼマーキュリーニュース紙が13日、米ハリウッドが中国マネーに熱い視線を送っていると報じた。シリコンバレーはすでに中国を重視した動きをとっている。

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ハリウッドなど欧米の映画制作会社は、これまで中国にも、そして中国の徹底的な管理下にある映画業界にも興味を示していなかったが、近年はそうした姿勢を大きく変えつつある。「ハリウッドは我々の良い友人だ」と話すのは、中国電影集団（グループ）の蒋徳富（ジアン・ダーフー）社長。ハリウッドから毎日、多くのオファーを受けているという。

中国の映画産業は急速に拡大しており、5年以内に中国は日本を上まわり、米国に次ぐ世界第2の映画市場にまで成長すると見られている。中国全国の映画館のスクリーン数は約6000。チケット売上高も年内に7億2600万ドルに達すると予想されている。欧米で不況が続く中、映画投資家にとって資金の調達しやすい中国は「現金自動預け払い機」（ATM）と呼ばれているという。（翻訳・編集/岡田）