2010年11月24日、新華網によると、中国政府のシンクタンク・中国社会科学院がこのほど発表した2010年度の「都市競争力青書」で、北京の購買環境競争力が香港に次ぐ規模になっており、中国本土で最も高いことが明らかにされた。

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青書によると、2006〜2010年の「第11次五カ年計画」によって、商業インフラや新規ビジネス業態の充実が図られたほか、国際的に知名度の高い小売企業が参入したことなどで、北京の消費環境が大幅に改善された。

電子商取引の分野でも北京は急速に成長しており、2009年の取引高は3200億元（約4兆円）に達している。中国のB2C（企業・消費者間の取引）企業トップ10社のうち7社が北京の企業となっており、売上高全体の60％以上を占めている。また、北京は他の都市と比べてカード決済の普及率も高く、小売売上高の50％を超えている。（翻訳・編集/岡田）