<北朝鮮砲撃>米、中、韓は最悪のシナリオを避けたいという強い意志を共有―米有力筋

Record China    2010年11月30日(火) 6時36分

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29日、北朝鮮が韓国・延坪島を砲撃した事件について、米有力筋は「米国、中国、韓国は最悪のシナリオを避けたいという強い意志を共有している。大事に至らなくて済むと判断している」と語った。写真は2010年10月10日、北朝鮮観閲式。

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2010年11月29日、韓国・延坪島が砲撃を受けた事件について、米有力筋は「朝鮮半島において管理不能な形でエスカレートするかどうかが問題である」としながらも、「韓国、米国、中国は最悪のシナリオを避けたいという強い意志を共有している。大事に至らなくて済むと判断している」と語った。発言の要旨は次の通り。

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朝鮮半島におけるリスクはこの10年間に、海上での事件、北朝鮮の核実験などほぼ定期的に発生している。しかし、この間、韓国、北朝鮮、米国、中国はその危機を大事になる前に、何とか収拾してきた。米、中、韓は最悪のシナリオを避けたいという強い意志を共有しており、大事に至らなくて済むと判断している。またその方向で現実を動かすことができるだろう。

北朝鮮は核実験またはミサイルの実験を行う可能性がある。北朝鮮はこれによって米国が脅威を抱き、6カ国協議や直接対話に応じるだろうと期待しているためだ。しかし、これは全くの思い違いであり、もしこのような挙に出た場合、北朝鮮に対し世界中のマイナスイメージをさらに拡大、非難が集中することになる。

米国、韓国、日本は外交を通じた国際的な圧力をかけ続けることになろう。米国は中国に対し、北朝鮮を抑えるようプレッシャーをかけることになる。抑制させることは両国共通の利益につながる。(取材・編集/SK)

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