<レコチャ広場>誰も信じられない食の安全=一部企業は社員向け農園を作り自衛―中国

Record China    2010年12月6日(月) 6時20分

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4日、投資研究者、著名ブロガーの蔡慎坤氏は、ブログで記事「食卓を守るために中国人は誰に頼ればいいのか?」を発表した。食の安全に対する危機感が広がるなか、一部の企業では自社社員用農場を作る動きも広がっている。写真は江蘇省のキノコ市場。

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2010年12月4日、投資研究者、著名ブロガーの蔡慎坤(ツァイ・シェンクン)氏は、ブログで記事「食卓を守るために中国人は誰に頼ればいいのか?」を発表した。以下はその抄訳。

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先日、北京市の小学生が市場で売られているキノコを調査。90%以上に蛍光増白剤が使用されていることを明らかにした。今や中国人にとって食事の安全を守ることはきわめて困難な課題となっている。

違法な添加物や薬品の使用、農薬の過剰使用、抗生物質やホルモンの投与。さらには汚染された土地での農業生産。すでに重金属で汚染された土地の面積は2000万ヘクタールに達した。その土地から収穫された汚染糧食は1200万トンに達するという。

今や一部の政府機関、企業は従業員の食の安全を確保するため、土地を借りての食料生産まで始めているという。報道によれば、こうした動きはすでに広範な広がりを見せており、一部の人々のための安全な食品の供給基地となっている。

しかし、こうした手段をとれない一般市民はどのように身の安全を守るべきか?本来、問題を取り締まり、摘発する立場にある政府は、もはや任務を放棄し、自分たちの安全な食事の確保だけに汲々としているかに見える。だが、食の安全を守るためには政府の働きが必要なのだ。(翻訳・編集/KT)

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