日本の大学は団結力の育成にも力を入れている、中国も見習うべき―SP華字紙

Record China    2010年12月6日(月) 23時23分

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3日、シンガポール華字紙は、在日中国人の寄稿「大学教育からうかがえる日本人の団結力の養い方」を掲載した。写真は中国の大学生。

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2010年12月3日、シンガポール華字紙・聯合早報は、在日中国人の寄稿「大学教育からうかがえる日本人の団結力の養い方」を掲載した。以下はその内容。

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中国人は1人では龍だが3人集まると虫、日本人は1人では虫だが3人集まると龍、という言葉からも日本人の団結力の強さが分かる。筆者は来日してまだ1年だが、最も印象深いのは日本の大学が団結力の育成に力を入れていることだ。例えば日本の大学では、同じ1年生同士でもクラスが違えばよそよそしい。違うクラスの友人を呼ぶ時は、入口付近に立っている人に「○○さんを呼んでもらえますか?」とお願いする。他人の領域にズカズカと入って行くのは失礼にあたるのだ。これが中国なら構わず教室に入って行き、普通におしゃべりしているだろう。

大学でしょっちゅう行われる大型イベントも、実は団結力を強化する訓練だといえる。イベントはクラスで投票によって選ばれたリーダーが実行委員会を結成し、それを中心に学生たちが協力し合いながら最初から最後までやり遂げる。結果ではなく、その過程が重要だと考えられているのだ。授業以外でも年に数回、イベントがある。美術館や博物館、企業見学など様々だが、これも団結力を強化するための良い機会となる。

もちろん、日本人の団結力は大学だけで養われるものではない。だが、大学教育にもこうした取り組みがこれほど多く盛り込まれていることに感心した。中国の大学も是非見習うべきだろう。(翻訳・編集/NN)

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